2013年05月05日
安心、安全なインプラント治療
みなさん、こんにちは。
今日はインプラント治療についてです。
最近、メディアでも取り上げられるように、インプラント治療とは歯が無くなったところに歯の根っこ(チタン)を埋め込む手術です。
お口の中に、チタンを埋め込むわけですから、当然、口腔内の解剖学、チタン等の理工学、かみあわせなど、すべてをしっかり把握しておかないと、患者さんが満足する結果にはなりまえん。
最近では、インプラントメーカーも何社にも増え、またその事により手術法が変わってくる場合もあります。
当院では、インプラント手術を行うまでには何度も患者さんと話します。
インプラント治療の費用や治療期間、術前のCT検査の結果の説明や術後のかみ合わせ等すべてを説明して患者さんがよく理解された上で行っていきます。
よく見かけるようになった、歯科用CTを当院でも開業時から導入していました。ですが、従来の診断をしても100%手術時に生かされるわけではないのです。それは、手術時にCTには写らないような『骨が尖ってる、骨の量が少ない』場合があります。インプラント埋入には支障がないのですが、方向が少しずれるため、その後のかみ合わせに苦労する場合があります。
そこで『シンプラント』という診断ソフトを導入しました。
これによりインプラント治療後のかみ合わせ想定し、インプラントを埋入出来るようになりました。
画像の青い部分がインプラント治療後のかみ合わせで、黄色の棒がインプラントの埋入角度です。
本当に安心、安全なインプラント治療を提供できるように、これからもがんばっていきます。
それでは、また。